村上春樹の最新作『街とその不確かな壁』は、コロナ禍の3年、ひたすら家にこもって書かれたそうです。そこで展開するのは、疫病が蔓延する世界から自分を守るために築かれた心の壁を抜けて、世界や人々とつながろうとする物語──。
外出自粛で人と会えなくなった緊急事態宣言の頃が思い出されますね。
3年間のコロナ禍は、人々に多大な影響を与えました。
経済的な打撃を受けた人、体調を崩してしまった人、飲み会もイベントもなくなって孤独に陥ってしまった人、自分が感染して苦しんだ人、大切な家族や友人が感染して亡くなってしまい、死に目にも会えずにつらい想いをした人……。
「生活や人生が大きく変わってしまった」
きっと多くの方がそう実感されているのではないでしょうか。
先行きの見えない中で、「自分の力ではどうしようもない」「我慢するしかない」……
そんな無力感を抱えた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、巨大な試練の中で、1人の人間は何もできない無力な存在なのかと言えば、そうではありません。
たった1人の人間が、圧倒的な混乱と破壊の中で小さな光を発し、その輝きが周囲に広がって、社会を変えてゆくことがあるのです。
高橋佳子著『人生を取り戻す』第1章には、実際そう生きた1人の女性が登場します。
コロナ感染が爆発的に広がる中、患者さんに尽くし、同僚を励まして、絶望と困難に満ちた場に安らぎと希望を与えていった看護師・小松尚子さん――。
彼女の生き方には、何が起こっても揺るがず、自分らしく、希望と勇気を失わずに輝いて生きるヒントがちりばめられています。
今後、巨大地震や災害、新たなパンデミックがいつ起こるかわかりません。
ぜひ、まさかの時に備えて、本書第1章を読んでみてください。
必ずあなたに大きな力を与えてくれます!
■人生を取り戻す──「まさかの時代」を生き抜く力
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