「人は、なぜ思うように生きられないのか」「どうすれば、1人ひとりが変わり、社会を変えることができるのか」──。こうした問いを長年探究する中で、高橋佳子氏は、人間の思考や行動の背後の根幹にある「魂」を、今この瞬間から新たな人生と世界を創造する強力なエネルギーとして再定義し、「魂の学」を確立。それは、従来の心理学や哲学、精神世界を超えた、「心」と「現実」を1つにつなぐ極めて実践的な知の体系である。
実際、氏のもとには、経営・医療・教育・法務・福祉・芸術など、様々な専門家が集い、1996年から毎年開催している「トータルライフ(TL)人間学セミナー」では、心の成長と社会変革を同時に起こす新たなリーダーが生まれ続けている。
主宰するGLAを基盤に、年間300回以上の講義や個人指導を行いつつ、1992年以降、全国各地で開催している講演会には延べ170万人が参加。その活動は、専門家から一般の人々まで、幅広い層に支持を広げている。
著書は『心の力』『ゴールデンパス』『自分を知る力』『魂の冒険』『新・祈りのみち』など累計450万部に及び、混迷を極める現代社会の中で、人間の尊厳と可能性を問い直す「もう1つの知」として読み継がれている。