空海、親鸞、道元、鉄眼、良寛……先達の人生を賭けた歩みに耳を傾ける

1999年に発刊された高橋佳子著『明智の源流へ──時代の黎明を呼ぶ十人』の電子書籍が、2月8日（水）発売開始となりました。
そのプロローグの中で、著者は、次のように記しています。
「本書に登場するわが国の仏教史に足跡を残す十人の宗教者――最澄、空海、法然、親鸞、蓮如、道元、明恵、道宗、鉄眼、良寛もまた、時代の圧力の中で生まれざるを得ない多くの苦しみに裸で向かい合い、その現実を自分と切り離すことなく、わが身に引き寄せました。彼らは、民衆が抱えていた苦しみと悲しみを敏感に感じ取り、それらと一体化する感性を抱いていました。彼らもまた、日常の問いから出発して、困難に対する解決の道を求め、新しい現実を創造していったのです。
その歩みは、人間の限界への挑戦であり、一人ひとりが人生に届いていた呼びかけの謎を解いたということでもあるでしょう。それゆえに、本書は、彼ら自身の人生を賭けた神理実験の貴重な報告書でもあります。その報告が発する呼びかけは、真に耳を傾けるに値するものではないでしょうか」
十人の先達の人生を賭けた歩みを深く受けとめてゆきたいと願ってやみません。
電子書籍は、発売初日からAppleBooksの「健康/心と体」で第1位となりました。
現在、AppleBooksまたはKindleでご購入いただけます。
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