本書に登場する我が国の仏教史に足跡を残す十人の宗教者、最澄、空海、法然、親鸞、蓮如、道元、明恵、道宗、鉄眼、良寛もまた、時代の圧力の中で生まれざるを得ない多くの苦しみに裸で向かい合い、その現実を自分と切り離すことなく、我が身に引き寄せました。『明智の源流へ』から (写真 比叡山)