10月31日(日)、いよいよ「2021高橋佳子講演会」が幕を開けます(GLA中京会館より各地に発信。詳しくは→コチラ)。※https://www.keikotakahashi-lecture.jp/
講演会のテーマは、「ゴールデンパス――アフターコロナの世界を開く」です。
世界が激しく揺れ動き、時代が変わろうとしている今、私たちは、何を拠りどころにして、どのように未来を開いてゆけばよいのか――その解答が、絶体絶命の中に開かれる道――ゴールデンパスとして明かされます。
当日配布されるパンフレットには、講演者のメッセージのほか、ゴールデンパスを歩んでいる何名かの方が掲載されています。
ここでは、その中から、小児科医の前田浩利さん(医療法人財団はるたか会理事長)の手記をご紹介します。
コロナ問題に新たな道を開く「カオス発想術」
前田浩利さん(医療法人財団はるたか会理事長、小児科医)
昨年来の新型コロナウイルスのパンデミックは、私たち医療者にとっても極めて厳しい試練でした。
当初は、ウイルスについての情報も乏しく、まさに「どうしてよいかわからない」状態だったのです。
そのような中、高橋先生は、ごく初期段階から具体的な感染防止対策を打ち出されるとともに、「コロナの問題は、医療問題であると同時に、人間の心(受発色)の問題」と看破され、1人ひとりの具体的な行動指針を示してゆかれました。
その中心にあるのは、「カオス発想術」でした。その新たな生き方は、医療者にとっても闇夜を照らす灯台そのものでした。
そして、先生は「新型コロナウイルスカオス研究会」を立ち上げ、すでに40回を超える講義を行い、私たち医療の専門家も驚くような有益な情報を提供し続けてくださっています。
また、私自身は、この20年間、懸命に守ってきた医療的ケア児とその家族が社会の中で認知され、当たり前の権利が守られるような法律づくりに、願いを同じくする多くの皆様と共に関わってきました。そして今年6月11日、参議院で全会一致で可決されました(医療的ケア児支援法)。
この取り組みも、まさに「魂の学」のカオス論のままに道が開けたとしか思えません。
「魂の学」には本当に世界を変える力がある――。その確信とともに、さらに多くの患者さんのために全力で尽くしてゆきたいと思います。
ここで、前田医師が、「(高橋)先生は『新型コロナウイルスカオス研究会』を立ち上げ、すでに40回を超える講義を行い、私たち医療の専門家も驚くような有益な情報を提供し続けてくださっている」と語っているように、昨年のコロナパンデミック発生直後から今日に至るまで、高橋先生は、刻一刻と変化し続ける状況を正確に読み、ベストの選択をし続けながら、主宰するGLAにおいて、最善の道を開かれています。
それは、徹底した感染防止、診断と治療に関する示唆と提案といった医療的な側面にとどまりません。経済的困難に対する支援、1人ひとりの心と身体の健康を増進し、子どもから高齢者まで、すべての世代の人々が、コロナ禍にあっても揺るぎない希望と元気をもって生きることができるように、あらゆる側面からの支援と指導に尽くされています。
そこに現れているのは、まさに絶体絶命の中に輝くひとすじの道、ゴールデンパス以外の何物でもありません。
この2年、コロナは全世界の人々に、多くの打撃と痛み、苦しみを与えています。
経済や生活など、目に見える側面のみならず、目に見えない側面――生きがいや生きる希望の喪失など、心の危機に直面している人も少なくありません。
そのような方も、ここに来れば、癒やされ、元気になり、未来が見えてくる――。それが「高橋佳子講演会」です。
講演会には、どなたでもご参加いただけます。ご希望の方は、以下からお申し込みください。
https://www.keikotakahashi-lecture.jp/2021live/
(編集部N)
『ゴールデンパス──絶体絶命の中に開かれる奇跡の道』(高橋佳子・著)
四六判並製 定価 1,980円(税込)