Calling(コーリング)──試練は呼びかける
高橋佳子著 四六判並製 224頁 定価(本体1,800円+税)
いま、試練の中にいるあなたにどうしても伝えたいことがある。
高橋佳子著 四六判並製 224頁 定価(本体1,800円+税)
いま、試練の中にいるあなたにどうしても伝えたいことがある。
はじめに──試練は呼びかける
1 まず心構えをつくる
試練の顔をじっと見つめることから始めよう/何が起こっても不思議はない世界に生きている/「試練のない人生はない」と覚悟しよう/必要なのは、今を必然として受けとめる生き方/一つ一つの点が、一本の糸につながる人生を信じて/人生の必然をもたらす「魂」の次元/「魂と心と現実」で考えてみよう
2 試練は呼びかける
試練を輝かせる人々がいる/あの試練があったから今がある/願いが先にあり、試練は後からやって来る/秘訣は「試練は呼びかけ」と受けとめる生き方/試練の中に確かに私の願いがあった/呼びかけを受けとめたとき、試練を超える道が見えてきた
3 呼びかけはどこからやって来るのか
宇宙の源から魂を通じて訪れる/「魂」と「心」と「現実」のつながりは、「魂の因果律」/ディズニーランドと「心」「現実」のつながり/「魂」の力はいつもはたらいている/「魂─心─現実」の中心は「心」にある
4 試練が呼びかけるチャージ・チェンジ・チャレンジ
試練に射す光を信じる/「魂の学」が教える試練からの呼びかけ/「3つのC」──チャージ・チェンジ・チャレンジとは
5 主導権を取り戻そう
「成果主義」の落とし穴/自分で自分を無力にしていないか/問題は自分を映し出す「鏡」/「こうなってしまった」から「こうさせてしまった」へ──主導権を奪回する/事態を本当に解決したいと思うなら
6 悪くなるには理由がある
問題が悪化し、次々に連鎖してゆくとき/暗転循環の法則とは/煩悩を生み出す人生のしくみ/試練を暗転させる四つの煩悩のタイプ
7 なぜ「呼びかけ」に応えられないのか
誰もが「煩悩」によって誤ったサインを取り出す/「いつもと同じ気持ち」「いつもと同じ人間関係」「いつもと同じ結果」という「魔境」/あなたがつくり出す「魔境」を見抜く
8 試練に道を開く「光転循環の法則」
"ポジティブ・シンキング"では超えられない時代/光転循環の法則──鍵は「菩提心」にある/煩悩を転換する菩提心/内なる光を引き出す菩提心/菩提心が引き起こす光の連鎖/菩提心を育み、光転の現実を生み出す人々/未来への希望の道──「魂願─菩提心─光転の現実」
9 チャージ(Charge)──魂の願いを思い出す
チャージとは、「Why」を取り戻し、もともとの願いに接続し直すこと/デジャヴュ(既視感)の体験が教えている/呼び覚ますために問いかける/心のベクトルを一つにする/もともとの願いを思い出したとき、世界は変貌を遂げる/呼びかけは人生の仕事を教えている
10 チェンジ(Change)──私が変わります
チェンジとは「私が変わります」/内なる魂の感覚によって魔境・悪因を見きわめる
チェンジの四つの手がかり
◎チェンジ1──とどまりなさい
◎チェンジ2──改めなさい
◎チェンジ3──担いなさい
◎チェンジ4──超えなさい
11 チャレンジ(Challenge)
──新しい人間関係、新しい現実をつくる/「新しい心」「新しい人間関係」「新しい現実」が人生を再生する
チャージ・チェンジ・チャレンジの力──実践例(1)
◎重度心身障害児の教育に携わる
◎突然訪れた試練
◎動き出す魔境のトライアングル
◎悪因切断の失敗
◎チェンジ──悪因切断の瞬間
◎呼びかけが聴こえてきた
◎チャレンジの歩み
◎「Why」を問い続けてきた日々
◎はじまりに願いがあった
「こうだったからこそ、こうなれた人生」を生きる──実践例(2)
◎人生そのものが試練だった
◎闘争と破壊──「こうだったから、こうなってしまった人生」
◎虚しさが人生からの呼びかけだった
◎悪因切断による「こうだったけど、こうなれた人生」への歩み
◎チャレンジの歩みが始まった
◎すべては、魂として生きる条件──「こうだったからこそ、こうなれた人生」へ
おわりに──コーリングの世界へ
<付録> 自己診断チャート──あなたの煩悩のタイプを知り、試練に道を開くために
読者の声
『Calling──試練は呼びかける』を読んで、試練がなぜあるのか、その意味と大切さを知りました。今まで悩んでいたことも私の成長のためだったのですね。そして、試練を通して神様からの呼びかけが私にも届けられていたなんて、本当に幸せだと思いました。それから、表紙の写真がすごくきれいです。広くて青くて心が優しい気持ちになれます。この本に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。
(10代女性・高校生・神奈川県)
仕事に追われ、その中で生じるトラブルに、ヘトヘトになりながら、「こんな生活がずっと続くのか」と思っていました。そんな時期に、『Calling──試練は呼びかける』を読んで、本の内容がスラスラと頭に入ってくることに驚きました。あまり本を読まない私が1日に2度も読んでしまいました。特に「目の前の困難は、ただ困難として存在しているだけではない」との一文に深く共感しました。訪れる試練と向き合うことこそ、自分を成長させてくれる糧となることを強く実感しました。
(20代男性・会社員・東京都)
数多くのビジネス書や自己啓発本が出されていますが、どの本も試練や逆境に出会ったときの現実的な処方箋を示していません。『Calling──試練は呼びかける』では、試練の中でどんな行動をすれば、光転の道をつくれるかがよくわかり、心の在り方の学びにもなりました。これまでは試練から逃げ腰でしたが、これからは責任をもって試練に臨みたいと決心しました。
(30代男性・会社役員・北海道)
『Calling──試練は呼びかける』は、数時間で一気に読んでしまったぐらい興味深い内容でした。特に、93ページにある「不安は頭の中にあり、不安という現実はない」という言葉には、まったくその通りだと感じ、早速、手帳に書き留めました。私の勤務先は、不況の影響を受けて、給与も上がりません。30歳を超えて、本当にこのまま勤めていていいのかと不安です。この本を読んで、厳しい試練の時代を歩むための心構えが本当に必要だと思いましたし、本書には、知っておくべきその心構えと方法が豊富に込められていると感じました。
(30代男性・会社員・東京都)
『Calling──試練は呼びかける』を読んで、大変に勇気づけられました。願いがあるからこそ、試練と感じられる。そう受けとめ、今の逆境を乗り越えていこうと思います。私が本当に求めていたのは、地位やお金ではなく、「愛することだった」と気づきました。
(30代男性・会社員・大阪府)
仕事上の失敗で思い悩んでいるなか、書店で『Calling 試練は呼びかける』と出会いました。読んでゆくうちに、失敗の根本原因をつくっていたのは実は自分自身にあったということに気づきました。この試練が呼びかけている理由があるのなら、ぜひそのテーマに向き合ってゆきたいと思うと、心がスッキリとしてきました。本当にすばらしい本に出会うことができました。ありがとうございました。
(40代男性・会社員・千葉県)
私は現在入院中です。主治医の方にすすめられて、『Calling──試練は呼びかける』を読みました。身体中が震えました。読み終えてすぐに、著者の本を4冊、書店に注文しました。両親の介護、自分の病気など、さまざまな試練はありますが「私が変わります」を生きてゆきたいと願っています。
(40代女性・主婦・千葉県)
読売新聞で『Calling──試練は呼びかける』が発刊されたことを知りました。高橋佳子さんの本は以前より関心があり、これまでも何冊か読んでいました。私はクリスチャンですが、この本は生きてゆく上でおおいに参考にさせていただいています。
(50代男性・自由業・東京都)
『Calling──試練は呼びかける』は、とてもわかりやすく共感できました。最近は『観音経』の本を読んだりしていましたが、本書を読んで、自己の向上に向けての歩みは、この年齢になったからこそ、さらに深めてゆくことができるのではないかと感じています。人生の冬の季節に近づきつつある時期に悔いのないように生きたい。もっと深くCallingを胸に刻みたいと思います。
(60代男性・会社経営・東京都)
これまで高橋先生の著書をずいぶんと読ませていただいてきましたが、すべて心の深奥に触れる内容ばかりで、涙なくして読むことができませんでした。今、私は大きな試練に直面していますが、『Calling──試練は呼びかける』を読み、魂が抱く願いと後悔について、じっくり見つめ考える機会ができました。また、そのことによって、私自身の人生の願いと生きる目的に迫ってゆく機会を頂いたようにも感じています。
(60代女性・パート・長崎県)
新聞で『Calling──試練は呼びかける』の紹介記事を見て、本書のことを知りました。読んでいてうなずかされることばかりでした。まさに現在の私の苦しい心情に確かな助言を頂いた想いです。人生のこと、夫婦間の悩み、息子のことなど、直接、高橋先生にお話をうかがいたいくらいです。今までの私は、心と裏腹に表面上の体裁を繕って生きているだけで、心は虚しく絶望だけでつらい毎日でした。しかし、この本を読んで、もう一度、人生を取り戻してゆきたいと思えました。
(60代女性・主婦・宮城県)