11月19日(日)、「2023高橋佳子講演会」が大阪南港ATCホールで開催されました!
「人生を取り戻す」をテーマに、全国6カ所を結んで約5500名の方々が参加
11月19日(日)、大阪南港ATCホールを発信拠点として、盛岡、広島、下関、大分、熊本、那覇の各会場を中継でつなぎ、「2023高橋佳子講演会」(最終回)が開催されました。
海を一望できるロケーション抜群の大阪南港ATCホールは、レストランやショップなども併設する大型複合施設です。
この日、会場には早くから大勢の参加者がつめかけ、ロビーに展示された「魂の学」の研鑽の紹介ボードや、プレゼンターの分かち合いに耳を傾けました。また、プログラム直前には、司会の誘いで、人生を取り戻す大切な前提として、参加者全員が「自己診断チャート」(自らの心のタイプとその特徴がわかるチャート)に取り組みました。
13時、オープニング映像の放映とともにプログラムが開始。
まず、高橋先生の日頃の活動の一端が映像で紹介され、さらに、先生が提唱される「魂の学」の実践により、新しい人生を開いた1人の女性の歩みが映像構成で分かち合われました。人生を手放してもおかしくないほどの大きな試練に遭いながら、人間を魂と見る人間観・世界観によって本当の人生を取り戻し、いきいきと生きている姿に、会場は深い感動に包まれ、講演への期待が高まってゆきました。
休憩時間は、自らの「自己診断チャート」の結果を手に、心のタイプ別に行われたプレゼンテーションに聞き入る人々で、ロビーは大変な盛り上がりとなりました。「ほんまに当たってる!」「自分にもこんな可能性があるんや」など、発見と歓びの声が聞かれました。
インビジブルシェルを解除したときに現れる「もう1人の自分」とは――
後半は、いよいよ先生の講演です。
先生はまず、「3年間のコロナ禍という長いトンネルを出て、新しい大地を目にしようとするこの時だからこそ、自らの人生について、改めて考えてもよいのではないか」と話を始められます。
続いて、様々な神話や物語が伝えている人生の教訓を通して、人生がいかにたやすく失われてしまうものであるかを示されました。
そして、その人生に本当の希望をもたらしてくれるものこそ、私たちの内に眠る「もう1人の自分」であることを明かしてゆかれたのです。
しかし、私たちの心は、「インビジブルシェル」(両親や土地や時代から流れ込んだ価値観等によってつくられた、見えない心の殻)で覆われていて、その奥に眠る「もう1人の自分」は、日常の中では意識することができない。では、どうすればインビジブルシェルを解除して「もう1人の自分」を発見し、人生を取り戻すことができるのか――。
先生は、2名の方の神理実践報告を通して、その歩みを具体的に紐解いてゆかれました。
突然の病という試練によって「もう1人の自分」への手がかりをつかみ、新たな願いを生きる仕事へと導かれていった女性の歩み。そして、間違った「自分探し」に気づき、「魂の学」を実践していったときに「もう1人の自分」が引き出され、その自分との対話を深めることによって本当の幸せを手にした男性の実践――。
想像もしなかった人生転換の物語に、会場からは万雷の拍手が送られました。
最後に先生は、次のように語られました。
――皆さんの中には、「もう1人の自分探しは、人生の意味を考え、周りの人たちのために生きなければならないから、少しばかり厄介なこと。それは余裕のあるときにやればよいことで、今すぐ取り立てて始めなくてもよいのではないか」という思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。
人生には、様々な危険が満ちています。インビジブルシェルのままで、その人生の難所を渡ってゆくのは、どれほど無謀なことでしょうか。本当の人生を生きるためには、どうしても「もう1人の自分」を生み出さなければなりません。
皆さんの中には、皆さんが知らない「もう1人の自分」が眠っていて、いつか呼び出される日を待っているのです。これよりの人生がその日に向かい、光に満たされた日々になりますことを祈念しています。――
講演終了後、会場内に降りられた先生は、約1時間にわたって参加者お1人お1人と親しく言葉を交わし、それぞれの人生や仕事を励まし、助言を伝えてゆかれました。
10月~11月、全国19カ所で開催された「2023高橋佳子講演会」――。延べ約2万名の方々が参加され、「もう1人の自分」を探し、本当の人生を取り戻す新たな歩みへと踏み出してゆかれたのです。
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なお、11月26日(日)には、今年の講演会の全プログラムをインターネット配信でご覧いただくことができます。ぜひ、ご参加ください。(詳しくは→コチラ)
参加者の声
●「もう1人の自分」に会えるのが楽しみ
先生のお話を聞いて、「もう1人の自分」と、いつか自分も会えるのかなと楽しみになりました。今日は、友だちに誘われて参加したのですが、会場の方々がウェルカムな感じで、「こんにちは」と声をかけてくれて、本当に温かい雰囲気を感じる場でした。私も、他の人に寄り添う考え方を学んでみたいと思います。(20代女性・初参加)
●自分を変えるために自己研鑽をしてみたい
私は、訪問介護事業所などの経営をしながら、地域ボランティアをやってきました。「地域を良くしたい」という想いで、生きがいとしてやってきましたが、経営になると私利私欲に走ってしまうことが悩みでした。「人間関係の課題を解決してゆくために、自分を変えたい」と思って、常に自分を見つめ直してきましたが、自己満足で終わることが多く、いつも、同じ結果になっていました。今日は、実践報告のお2人が本当に変わる生き方をしているのを目の当たりにして、私も自分を変えるために自己研鑽をしてみたいと思いました。(40代男性・初参加)
●「より多くの人のためになる仕事をしたい」という決意を強くした
終了後、初めて高橋先生にお会いしましたが、私のことをよくご存じで驚きました。私は会社の2代目ですが、先生のお話を聴いて、「先代への感謝の気持ちを忘れてはいけない」という想いを改めて思い出すことができました。実践報告の方のお話は、私にとって非常にタイムリーで、「より多くの人のためになる仕事をしたい」という決意を新たにしました。(50代男性・初参加)
●自我を脱ぎ捨て大切なことに命を捧げたい
先生の講演が素晴らしく、「人はいかに生きるべきか」ということの様々な実例をお話しいただき、大変わかりやすかったです。私は今、大学の教員ですが、新しい大学をつくろうとしています。それを実現するためにはたくさんの人たちの理解と支援を頂かないとできません。そういう意味でも、つまらない自分の自我を脱ぎ捨てて、大切なことに自分の残っている命を捧げたいと思いました。(60代男性・初参加)