3.11東日本大震災。あれから12年が経ちました。高橋佳子氏が震災以降、被災地を歩き、その想いを詩につづった三部作『果てなき荒野を越えて』『彼の地へ』『希望の王国』。過酷な運命に堪え、懸命に日々を生きる人々──。そこには、すべての日本人が受け継ぐべき光がありました。
たとえ、千の試練があっても、万の苦難があっても、それを引き受ける一人ひとりの中から、千の希望の道が生まれ、万の希望の道が生まれてくるのです。(『希望の王国』より)