真実なるものは、理に適い、歴史的にも証明され、現実に現れとしてもとらえ得るものでなければならない。本書は、その観点から、心の存在と、人の生きるべき道を誰にもわかりやすく書き著したものである。
内容の一節
私達は、旧来の陋習を破り、自らの心を目覚めさせることが大切であり、実践が自らの心を豊かにする道だといえよう。 許すことも愛であり、本人の幸福のためには、きびしく指導することも愛だといえる。 すべて、個の生命が、人間として、生まれてきた目的と使命を自覚して、自らにきびしく、他人に寛容な心を持って、片よりのない生活をすることが必要だといえよう。(現証篇 本文217頁)