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高橋信次/人間・釈迦
人間・釈迦 (全四巻)
釈迦の苦悩と出家、心の遍歴、悟り……。その道のりを克明に描いた人間釈迦伝。
【第一巻】 偉大なる悟り 購入する
高橋信次著 新書判 280頁
816円 (本体777円+税)
昭和48年4月1日発刊
ISBN:4-87928-004-6

【第二巻】  集い来たる緑生の弟子たち 購入する
高橋信次著 新書判 267頁
816円 (本体777円+税)
昭和49年5月5日発刊
ISBN:4-87928-008-9

【第三巻】  ブッタ・サンガーの生活 購入する
高橋信次著 新書判 267頁
816円 (本体777円+税)
昭和51年11月24日発刊
ISBN:4-87928-012-7

【第四巻】  カピラの人びとの目覚め 購入する
高橋信次著 新書判 248頁
816円 (本体777円+税)
昭和51年11月24日発刊
ISBN:4-87928-014-3

概要目次愛読者の声
概要
釈迦の苦悩と出家、悟りへの心の遍歴、そして悟り(宇宙即我)。著者は、何の資料、参考書もなく、筆のすすむままに釈迦を書いたが、人間・釈迦を語ってこれ以上の本は未だかつてない。読者は、人間としての釈迦の心にふれるとともに、法(神理)の世界へと導かれてゆく。真実なるものは、理に叶い、歴史的にも証明され、現実に現われとしてもとらえ得るものでなければならない。 本書は、その観点から、心の存在と、人の生きるべき道を誰にもわかり易く書き著したものである。


目次
 
 
【第一巻】 偉大なる悟り
  第一章 出家と成道
  第二章 五人の阿羅漢
【第二巻】 集い来たる縁生の弟子たち
  第三章 縁生の弟子たち

【第三巻】 ブッタ・サンガーの生活
  第四章 ピパリ・ヤナーの出家
  第五章 ババリーの弟子十七人の帰依
  第六章 サンガーの生活
【第四巻】 カピラの人びとの目覚め
  第七章 人間として生きる女性
  第八章 十二年ぶりの帰城
  第九章 神理に生きるもの
   
内容の一節
暁の明星が足下に見えた。もう一人のゴーダマは小さな粒のように、はるか下方に座していた。ゴーダマは、 宇宙大にひろがり、宇宙が自分の意識の中に入って行くのだった。 全ヨジャーナー(三千大世界)が美しい星とともに、ゴーダマの眼前に、くりひろげられているのであった。 何もかも美しい。生命の躍動が、手にとるように感じられてくる。あの森も、あの河も、町も、地球も、明星も、天体の星々も、 神の偉大なる意思の下に、息づいている。まるで光明に満ちた大パノラマを見ているようであった。 見ているようでいながら、ゴーダマの肌に、生きとし生けるものの呼吸が、ジカに感じられてくる。 大パノラマは、そのままゴーダマの意識のなかで、動いているのであった。 遂に、悟りをひらいた。三十六年間につくり出した不調和な暗い心、想念の曇りが、 この瞬間において、光明と化したのであった。(第一巻 本文156〜157頁)

バンダバ山はブッタの帰依者でにぎわいでいた。 ブッタは、いちばん高い所に座した。 しばらくして説法が始まった。ブッタの、太く、ゆったりとした、そして重厚なその語調は周囲の空気をふるわし、森や林に伝わっていった。
「諸々のサロモン達よ。そなた達の眼は燃えている。燃えている眼で物を正しく見ようとしても見ることは出来ない。欲望に心が移り、 足ることを忘れた心があるかぎり、正しきものの判断は出来ないし、安らぎの境地も得られない。……」(第二巻 本文100頁)

智慧ある者は、知識の限界をよく知っている。愚かな者ほど、知識に酔い、自分を高く見せようとする。 バラモンの修行者の中には、ヴェーダやウパニシャードの聖典に通じ、知識は豊かであるが、実践がないので、 知識の枠から一歩も外に出ることができず、聖典をもて遊ぶ者が多い。哀れというほかはない。
真の智慧は、心の中から湧き出ずるパニャー・パラミタ(内在された偉大なる智慧)の境地から生まれてくる。 それは、人からの借り物のような知識からは、決して生じてはこない。 法の実践によって得た安らぎ、感謝、調和の心から湧きでるものである。(第三巻 本文191頁)

因縁因果は、カルマの輪廻であり、苦楽は永遠につづく。大部分の生命は、循環の法の作用のなかで、因縁因果をくりかえしているわけである。
シュット・ダナーがブッタの法を聴聞し、感動した点は、転生の絆から完全離脱できるということであった。 王といえども人の子であり、悩みがつきなかった。戦争の恐怖は彼の心を四六時中しばりつけていた。生きているかぎり、死はまぬがれないし、死の恐怖もまた彼の心をとらえて離さなかった。しかし、ブッタの法に接し、正法は死からの離脱であり、永遠の生命の獲得であることを知った。人として、これほどの喜びがまたとあろうか。(第四巻 本文142頁)


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愛読者の言葉
生きるべき道の発見、啓発の書でした。
(40代男性・会社員)
大きな衝撃を受けました。私たちよりも先に人間としての修行を終えたブッダの今までにない人間的視点及び筋の通った展開には驚きました。とてもすごい本です。
(10代男性・会社員)
人間の生きる目的や、人間はなぜ生まれてきたのかというような今までの疑問が、分かりやすく説明されていた。また、それによりどのように生活すればよいのかもわかり、大変感激しております。ありがとうございました。
(30代男性・整骨院)

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