悪霊I──新装改訂版

高橋信次著 新書判 318頁 定価(本体1,250円+税)

盲信、狂信がいかに恐ろしい結果を招くのか。数々の事例をあげながら説いてゆく。

概要
ノイローゼ、精神病、それらの原因の一つに誤った信仰、盲信、狂信がある。 人間の心を知らぬ盲目の信仰がいかに恐ろしい結果を招いてしまうものなのか、数々の事例をあげながら説いてゆく。
目次

  第一章 呪われた家庭

  第二章 物質文明のワナ

  第三章 信仰の落とし穴

  第四章 人の心の不思議

  第五章 間違った先祖供養の恐怖

  第六章 荒廃する人の心

  第七章 行について

  あとがき

内容の一節
大自然を見て下さい。それは私たちにこのように生きなさいと教えています。 太陽があり、この地上には動物・植物・鉱物があって、これらは、たがいに補い合い、助け合って生きています。 これらの一つが欠けても、全体の調和はまっとうできません。つまり、大自然界は常に他を生かすことを前提に成り立っているということです。 別な言葉で言うと、愛なのです。自己保存は独りよがりで、他をかえりみない心です。 これでは自分を滅ぼすことになります。大自然界は、人間の生活の在り方を無言のうちに教えています。(悪霊I 本文99頁)
推薦者の言葉
人生の貴重な資料
心の世界については著者はいろいろな角度からこれをとらえ、訴えつづけて来た。
なかでも「悪霊」一・二部は著者の体験が記録されたものだけに迫力をもって私たちに訴えてくる。
私は、将棋を通じて人生を歩いてきたが、それだけに精神力がいかに人生をつくりかえて行くかがわかるのである。
本書は単に読物としてではなく、人生の指針として貴重な資料となるであろう。
本書は万人必携の良書といえるが、ことにこれから社会に巣立って行く若い人たちにすすめたい。(1975年)
──木村義雄氏(将棋十四世名人)


生活の原点に
精神医療の末端にたずさわる時、心とは何か、という素朴で、しかも大変な問題に直面する。
精神症状にのみこだわり、それらを惹きおこす心というものの追究をなおざりにしがちである。
われわれのちっぽけな五官で立証できるものだけが真理であり、五官を超えた現象が科学的でないもの、 あり得ないものとする現代医学のあり方はまことに憂うべきである。(1975年)
──池上 新氏(医学博士・精神科)

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