真実なるものは、理に適い、歴史的にも証明され、現実に現れとしてもとらえ得るものでなければならない。本書は、その観点から、心の存在と、人の生きるべき道を誰にもわかりやすく書き著したものである。
内容の一節 従って、脳細胞がすべての作用を起こす根本であるという考え方は、人間が眼覚めているときの条件時ならば信じられるが、睡眠中の解答とはならない。つまり、脳細胞以外の何かの作用の働きがある、と考えざるを得ないし、そう考えるのが自然である。それは何か。(科学篇 本文80頁)