果てなき荒野を越えて[増補版]

高橋佳子著 四六判変型上製 80頁 定価(本体1,524円+税)

過酷な運命に堪え、懸命に日々を生きる人々──。
そこには、すべての日本人が受け継ぐべき光があった。
震災から5年、
被災地を訪れ、新たな書き下ろしを加えた増補版。

概要
東日本大震災直後に発刊された24の詩と写真集『果てなき荒野を越えて』に新たな書き下ろし『星を継ぐ者として』を追加し、この度、『果てなき荒野を越えて』[増補版]として発刊いたしました。本書は、当時ベストセラーとなり、東北6県の書店アンケートで「復興に役立つ良い本」に選ばれた1冊でもあります。 この度追加された『星を継ぐ者として』は、震災5年目、陸前高田、大船渡を再訪した著者の書き下ろしルポルタージュ。 最愛の家族を亡くし、友人を亡くし、いたたまれない日々を過ごされた被災地の一人ひとりが、今、街の復興のために尽くされている──。そこにこそ、日本人が、受け継いでゆくべき光があるのではないでしょうか。
※なお、前作同様に、本書の印税の全額及び収益の一部は、震災復興のため、被災地に寄付させていただきます。
目次

星を継ぐ者として

プロローグ──果てなき荒野を越えて

鎮魂の歌

試練を生きる

創世に向かって

読者の声

  • 「本当にそうだ」と得心。まさに、私たちの気持ちに寄り添い元気を与えてくれる
    私は震災で夫を亡くしました。あれから5年、今でも眠れない夜があり、困っています。
    毎日、前向きに生きてゆこうと思って生活はしていますが、眠れない日々が続き、体調を崩してしまいました。そんな中、この本を読みました。
    「つまずいたら ゆっくりと立ち上がればいい。失敗したら 力を蓄えて やり直せばいい」──。「本当にそうだ」と思うことがいっぱいありました。何度も考えることがいっぱいありました。この本は、私たちの気持ちに寄り添った本だと思います。これからも、震災に遭った人たちに、元気を与えてほしいと思います。この本を大切にします。

    (50代女性・岩手県)
  • 一歩ずつでも前に進みたい
    震災から5年……。今でも、私は、「3.11」のままの気持ちでいる毎日です。津波で流された母も、あれからずっと行方不明のままです。本書を拝読するたびに、「一歩ずつ前に進まなくては」と思えます。私たち被災者のことをいつも応援してくださいまして、心から感謝いたします。
    (50代女性・宮城県)
  • 自らの魂の中にまどろむ力を信じ、頑張ってゆきたい
    著者が被災地に行ってくださり、みんなに寄り添っていることに涙がこぼれました。ずっと支えられていることを感じました。地域の方のために頑張ってくださっている人の歩みを読んで、私もまだまだ頑張ってゆきたいと思いました。
    「人間の本当の力。それは魂の中にまどろんでいる」──。ものすごい言葉です。私も、魂から、日々歩んでゆきたいと思いました。本当にありがとうございました。

    (50代女性・福島県)
  • 熊本、大分が真の復興に向かえるように
    熊本地震で余震が続き、本震の時は、本当に大きく揺れました。そんなとき、本書を読み、「すごい!」と大声で叫びました。何回も読ませていただきました。本書の「人間にとって本当に大切なものは何なのか。それは、人と人のつながり、人と世界のつながり、絆」という一文は、特に印象に残りました。
    私には、気仙沼に友人がいます。いつも、「3・11」が近づくと手紙を書いています。絆が深まることを願い、熊本、大分が真の復興に向かえるようにしたいと思います。ありがとうございます。

    (40代女性・大分県)
  • 懸命に生きるすべての人を元気づける本
    震災から5年。決して忘れることなく、共に歩むこと。そして、日本全国、どこでもあり得ること。懸命に日々を生きるすべての人たちを元気づける本だと思います。
    (50代男性・宮城県)
  • 生きる意味、次世代に何を残してゆくべきかを深く考えさせられる
    この世に生まれてきた理由を、一つ一つ考えさせられるような本でした。人間として生きる意味、そして次世代へ何を残してゆくべきかを深く考えさせられました。
    (20代男性・岩手県)
  • 人と人のつながりがどんなに大切か、感謝を忘れず歩んでゆきたい
    山口県在住のため、正直、東北の震災、少し他人事のように感じていましたが、本書を通じて、被災地の現状と被災された方の心情をわがことのように感じました。自分だったらどうするか? 自分の現状、そしてこれからをどうするか? 自問する良いきっかけになりました。人と人のつながりがどんなに大切なのか。日々、感謝を忘れずに、歩んでゆきたいと思いました。
    (40代男性・山口県)
  • 苦難に立ち向かう人間の力強さを目の当たりにし、勇気と希望が見えてきた
    著者の本は、いつもとても興味深く読ませていただいています。著者のあたたかいまなざしを受けて、苦難の中から這い上がり、立ち向かってゆく人々──。人間の力強さを目の当たりにし、魂が揺さぶられました。生きる勇気と希望が見えてきました
    (50代女性・大阪府)
  • 「自分ができることをする」「感謝する心で日々を過ごす」「助け合い支え合う」──5年前の気持ちを再び思い起こしました
    日々、東日本大震災のことが忘れられている状況の中で、5年目にして増補版を発刊されるという著者の活動に胸がいっぱいになると同時に、胸がすく想いをしました。「今日という日が明日も来るとは限らない」と思いつつ過ごして5年。震災直後の目まぐるしい時間の流れが、いつの間にか変化し、停滞とも言える時間の流れに疲弊し、期待は持たなくなりました。
    そのようなとき、本書を読みました。そして、熊本の地震があり、5年前を思い返しました。「自分ができることをする」「感謝する心で日々を過ごす」「助け合い支え合う」というあの頃の気持ちを忘れているわけではないけれど、再度、強く思い、過ごそうと思いました。
    (50代女性・福島県)
  • 闘病中の私のためのご本だと思いました
    私の住んでいる地域は、週1回程度の揺れを感じていますが、大きな被害は今のところ免れております。しかし、私にもとうとう試練がやってきました。昨年2月に胃がんが見つかり、全摘出手術をして、いまだに療養中です。今のところ、他の部位に転移は見られないということですが、「この2年間は油断できない」と主治医から言われました。今、ベッドの中で拝読し、私のためのご本だと思いました。闘病中のため、この葉書は主人に代筆してもらいました。
    (60代女性・大分県)
  • 放射線の影響で家には住めない状況ですが、「熊本の皆さんと一緒に頑張ってゆきたい」という気持ちになりました
    震災から5年、だいぶ落ち着いてきましたが、放射線量はまだまだ。家があっても住めない状況です。浪江町の方の中には、もうあきらめて、二本松の方に新築を建てた方もあります。5年前は、「がんばっぺ福島」と皆で言っていたのに、最近では、その言葉はあまり聞かれなくなりましたね。この本の内容は、本当に身に沁みてくる感じです。
    熊本の地震、本当に大変だと思います。「一緒に頑張ってゆきたい」という気持ちになりました。

    (60代女性・福島県)
  • 「絶対に生きることをあきらめずに、魂を燃やし続けてください」と、本書は教えてくれています
    震災から5年が過ぎ、今、再び、熊本を中心に九州地方が被災地になっています。人間の力ではどうしようもないことに対して、少なくとも、「絶対に生きることをあきらめずに魂を燃やし続けてください」と、この本は教えてくれています。著者の文章に、心が奮い立ち、「果てなき荒野に向かってゆこう」という力が湧き上がってきます。東北の仲間と共に、著者に敬意を表します。
    (60代男性・福島県)
  • 「一人ひとりの中に人生を導く光がある」─この言葉に支えられて元気になりました
    恐ろしかった震災に、私は心身も追い詰められ、くたびれ果てていました。気力、体力もなく、震災の話題も景色も涙でした。思考力も判断力もはたらかず、目の前の仕事に追われました。大規模半壊の自宅の片づけ、修理、夫が町内会会長だったため、町内会の仕事、我が家に避難している方々のことなど、いろいろありました。皆さんも大変でした。その後、3年間は体調を崩す人が多かったです。
    この『果てなき荒野を越えて』を読んで、一行一行が心に響きます。特に、「一人ひとりの中に人生を導く光がある」との言葉に出会い、励ましてもらいました。本当に、人の心の深いところまで届く言葉ですね。と同時に、私が弱気になったとき、力強く支えてくれる著者の気持ちを感じました。お陰さまで元気になりました。これからも地域を育てたいと思っています。
    (70代女性・宮城県)

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