神様ありがとう。今日も元気!

川津祐介著 四六判並製 200頁 定価(本体1,500円+税)

重い心臓の病を抱えながらも、「これは大切な条件」と受けとめ、生かされる時間を精いっぱい生ききる姿は、読者に勇気と希望を与えずにはおかない。

概要
「力いっぱい生きるってどういうこと?」「愛するって本当はどういうこと?」「神様って本当にいらっしゃる!」。心臓のパワーが30%にダウンしながらも、「これは神様から頂いた大切な条件。だからこそ、生かされている時間を精いっぱい生きたいのです」ときっぱりと言い切り、喜々として生きる日々を綴った渾身のメッセージ。
目次

はじめに

第1章 二つの臨死体験
  臨死体験その1―19歳のときの自殺/臨死体験その2―アクションシーンでの大事故/二つの臨死体験が教えてくれたこと/追いつめられた末に....../ほか

第2章 「神様、今日が死ぬ日だったのですね」
  スノーボード/スノーボード教室/「あれ? 脈がない!」/風呂場で/「神様、今日が死ぬ日だったんですね」/ほか

第3章 生還
  「ああ、生きていた!」/病院へ/T先生/雪の朝/『てれび博物館』の「免震」ロケ/入院/カテーテル検査

第4章 手術
  心筋梗塞から二カ月後のある日/いざ手術へ/手術の一部始終を撮影/CCUにて/奇跡が起こった/手術を振り返って

第5章 恩寵の光に包まれて
  『祈りのみち』/『てれび博物館』卒業/最後の三本の番組/卒業制作/『三回死んでわかったこと』

第6章 病はかけがえのない恩寵
  手が....../左回旋枝閉塞/EF30......?/七つの恩寵/神様の存在を知りたかった/「後でやり直そう!」ができない恩寵/「愛沙、ありがとう!」/ほか

第7章 「神様ありがとう。今日も元気!」
  溢れる歓喜/すべてを条件として/「辛い」を愉しむ/「大変ですか?」/「苦しいでしょう」/不安で眠れない日もあるでしょうね/私は辛いか?/ほか

あとがきにかえて ― 祈りについて

内容の一節
私はいつも祈っています。
祈る理由は、祈ることが好きだからです。ただそれだけです。
祈っていると、傍らを神様がご一緒に歩んでくださっていることを感じます。そして自分が誰であり、何をしたくて今を生きているのかがわかってくるように感じられるのです。それはとても安心で、とても落ち着き、とてもうれしい感覚です。
(「あとがきにかえて――祈りについて」より)

読者の声

  • 想像を絶する苦しみの中でも、明るく前向きに生きる姿に励まされた
    読み始めたら、最後まで一気に読んでしまいました。私は以前から川津さんのファンでしたので、「面白そうな本だな」と思って購入しました。しかし、そこには想像を絶する苦しみが書かれていました。それでも明るく前向きに生きられる姿にどれだけ励まされることでしょう。今の健康に感謝しつつ、御礼を申し上げます。
    (60代女性・千葉県)
  • 同じ病を抱える一人として、生きてゆく勇気を頂いた
    この本を読んで驚きました。私も以前に心筋梗塞を起こして奇跡的に助かった者だからです。その時の心臓の駆出力は14%ほどで、さらに心臓の手術をして、現在26%ほどの駆出力で生きています。50%以上の壊死と動脈が1本閉塞しているところも私と似ているので驚いています。これまで、この病気をなかなか受け入れることができませんでしたが、本書で、同じような方がいるということ、そしてこのように生きてゆくことができるということを知り、少し道が見えてきました。勇気を頂けました。ありがとうございました。
    (50代男性・自営・北海道)
  • 肉体の苦痛をも恩寵と受けとめ、前向きに人生を謳歌する姿に感動
    川津さんの何度もの臨死体験に驚きました。また、容赦なく押し寄せる体の苦痛をも神の恩寵と受けとり、感謝とともに前向きに人生を楽しむ生き方の大変感動しました。魂が永遠に生き続けるという自分の考えに確信が持てた気がします。
    (50代男性・会計事務所勤務・埼玉県)
  • 華々しい活躍の裏での人知れずの苦労──はじめて知った著者の実像に頭が下がる
    「ザ・ガードマン」での活躍のイメージが強かったので、川津さんがこのような体験をされていることは、本書を読むまで知りませんでした。一日一日を大変な思いで生きてこられ、強い精神力でここまで来られたことに頭が下がります。生きている以上、何が起こるかわからないこの世の中、おごらず、いばらず、謙虚に生きてゆきたいですね。私も強く生きてゆけたらと思っています。この本を読めたこと、とっても貴重です。ありがとうございました。
    (50代女性・自営・愛知県)
推薦者の言葉
生まれたら、死ぬ。解っていても見えない死に、人は脅える。
その見えない死を、俳優の川津祐介さんが身をもって見せてくれた。
読みながら、泣けて、泣けてならないのは、悲しいからではない。魂が揺さぶられるからだ。
──宮内婦貴子(脚本家。代表作に『人間の約束』『ディア・ゴースト』『ピュアラブ』他多数)


川津祐介さんは、誰が見てもすべての点で大変恵まれた人である。
容姿端麗であり、絵画、陶芸、文筆家としての才能に恵まれ、若い頃より有名な俳優である。
誰もがうらやむような70余年の人生を過ごされてきたと想像するのが自然である。

この川津さんが、実は普通の人では考えられない臨死体験を3度もしている。
1度目は、第二次世界大戦の終戦後、19歳のときに世をはかなんでの自殺未遂。
2度目は、アクションシーンでの落下事故による頭蓋骨骨折。そして3度目は、テレビの仕事中に起きた重篤な心筋梗塞からの奇蹟的生還。

いずれも、温厚な容貌の川津さんの魂の中に潜む激しい何ものかがその頂点に達したようなときに起こった体験である。
これらのリアルな体験を通じて、川津さんは、自分の肉体の中にある永遠に不滅な魂の存在を確信する。
これは科学における事象の客観的証明が実験に基づいてなされるのと同じ方法論による帰結である。
誰にでも肉体の中に潜む魂が存在するのであろう。しかし、この霊的なものの存在に、多くの人々は気づいていない。

人間の世の中があまりにも利己的、物質的である所以である。研ぎ澄まされた受信機を持って魂の電波を受信し、これを人々に伝える魂の天才たちがいることによって、私たちは美を知り、善を知り、芸術を知り、神のメッセージを知ることが可能になるのではないかと思う。自分の確かな体験により、魂の世界を垣間見ることができた川津さんは、さらに深く魂の世界の探究を始めたのである。

そのとき、川津さんは、人生の師と仰ぐ高橋佳子先生と出会い、先生の提唱される「魂の学」を学ぶことになる。
「神様のこと、自らの心を知ること、人間の心と宇宙との間に起こること、人生の意味、目的と使命……すべての学びが新鮮で強烈でした」と川津さんは述べている。川津さんは、3度目の臨死体験の原因となった虚血性心疾患のために、バイパス手術を受けた。手術は成功したが、10年の間にバイパスの劣化が生じ、内科治療にもかかわらず心臓機能がかなり低下した状態にある。

体力の限界を感じながら、川津さんの魂は日々、ますます純化され、「病はかけがえのない恩寵」と受けとめている。ひたすらに祈り、魂の永遠を確信する川津さんにとって、死は決して終わりではなく、永遠の旅路の途中でひとときを過ごした、このオアシス、地球を離れて、また何億光年かの永遠の彼方に向かって新たに旅立つ魂の物語の始まりと言えるであろう。
『神様ありがとう。今日も元気!』は、生老病死を超えて生き続ける一人の魂の物語である。
──細田泰之(川崎幸病院大動脈センター顧問・順天堂大学胸部外科名誉教授)

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